ずっとブログをホッポラカシてたので
更新します。
かなり生意気なことを書きますので
面倒くさい方はスルーしてください。
この2か月ほど、修理で走りまわって感じた事。
もともとは環境犯罪学の理論で米国の犯罪学者ジョージ・ケリングという方が考案した理論だそうです。
どういう理論かというと
「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」ということ。
詳しくは上記「割れ窓理論」をクリックしてくださればWikipediaにつながります。
写真のようなチューバなどに頻繁に出会いました。100%言えることは「元々はピカピカの新品だった」こと。
直すのに費用が掛かるから新品を買いましょう。今なら安くしますから。
本当にこれでいいのでしょうか?それが教育なんでしょうか?
直さないのは修理代が高いことが大きな要因ですが、何とかできないかな?と日々模索してます。
この写真のチューバの身になって考えると「ブレーメンの音楽隊」の話を思い出します。
ロバ、犬、猫、鶏が言います。
「人間てのは、ひどい生き物だ。働かせるだけ働かせて、役に立たなくなったら捨ててしまう」
「捨てられるだけならまだマシ。僕なんかスープのダシにされるとこだった」
直せばまだ使えるでしょうから、楽器を労う意味でもメンテナンスや修理は大切です。
日本人は古来から「アニミズム」、すべての物に魂が宿っている。と考えて
物を大切に使ってきた習慣があります。
大切に楽器を使えば、楽器の精霊が助けてくれるかもしれません。
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