学校現場の打楽器は、どうにも手の施しようがないと感じられる状態になるまで修理コールがありません。下の写真のビブラフォンは製造終了してから相当時間が経過しているため、メーカーでの部品供給は終了しています。そういう場合、一般的な楽器店さんでは
「さあ新品売れるぞ!」と息巻いて見積りを作り、「先生!来年度の予算で買いましょう」
となるわけです。年度末近くなると「新年度から値上がりします」とか、「会社の決算だからセール価格で安くします」とかセールスしまくるわけですね。値上がりでのセールスは良心としても、決算だからってのは?しかありません。鍵盤打楽器まで在庫している小売店は国内でも片手指いるかどうかでしょうし、卸問屋でも在庫なんかあるはずもないです。
メーカーに在庫はあるでしょうから、売りさばくためにメーカーから依頼があるのを、あまり知識の無い営業担当が学校を餌食にするわけですね。
確かに新品が売れるに越したことはないですが、この程度の故障で入れ替え商談は早すぎのような気もします。今の時代、予算なんてないですから。
少し数学の知識(三平方の定理)や中学で習う技術科の知識があれば直せてしまいます。
ですので直しましょう。新品を買う50分の1以下で直せます。
「部品供給が終了したから直せない」
このように言われてもガッカリしないで私に相談してください。
きちんと使える、今まで以上に頑丈になる。そういう改造をこれまで数多くやってきました。
純正部品が非常に高価なのも、良く調べると専門の部品メーカーからネットで買えたりします。
私自身が四半世紀もへたくそながら打楽器を演奏していましたので、親身になって相談相手になると思いますよ
エッジ部分に亀裂があり、フラットスキンから成型して張り替えしています。
かつて多数輸入されていたタイ製のボンゴですが現在販売されている成型ヘッドに合うものがありません。手間はかかりますがフラットスキンから張替えすることで一般的に皮の厚みが増すことで響きは圧倒的に良くなります。まったく別の高級楽器に生まれ変わります。
ボンゴ、コンガのLPフラットスキンを在庫しておりますので、可能な限り早く対応できますご用命ください。
ジャンベのお問い合わせをいただきますが、一度も作業したことがありませんので対応いたしかねます申し訳ございません
すでに輸入していない最高級品レフィーマのタンバリン修理。ヘッド交換でご依頼いただきましたが、枠の大きな損傷があり補修後に仔牛皮を張りました。タンバリンヘッド交換用にはレフィーマやブラックスワンプで使用する仔牛皮、グローバー用に山羊皮を在庫しております。
シャフトの傷や芯材の痛みがひどいものでなければ巻きなおしの対応が可能です
写真をお送りいただきましたら回答いたしますのでご相談ください。
このような状態になったマレットはありませんか?
外注になりますが、マレットもきれいに巻き直すことで、あらたに命が宿ります
巻きなおした後ではフェルト部分については新品同様に生まれ変わります。
ご希望により、シャフト部にレーザー彫刻機で名入れいたします。
これが大変好評です。
私自身が一番好きなレフィーマのマレット
縫い糸が露出するまで使い込むと
アタックの変化に乏しいなど演奏上で支障が出てきます。
これは自分で巻き直ししました。
響きも心地よいものが
コンスタントに出せるようになりました
巻き直しと新品購入。どちらが得か?
これはケースによりますが、巻き直せば使えるマレットが5組以上あるならば、巻き直した方が断然お得だと思います。
マレットはどれだけ必要か?
硬さばかりに注目されますが、ティンパニで言えば下記の点も注目してみてはいかがでしょうか?
硬さの他に、これらのことを検討材料にいれることで、より豊かな演奏効果が得られると思います。もちろんマレットコントロールもしやすくなることもあります。
その他にも選択する観点がいろいろありますので、かなりマニアックになるかもしれませんがご相談ください。
当店はキーボードマレット巻き直しでは国内屈指の技術を誇る
マレットリペア工房h・mさんの北海道唯一の特約店です。
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リンク貼ってますのでBASEのショップが開きます。
直接お送りいただいても全く構いませんが、ご依頼がまとまった時点で当方から定期的に依頼をすることで、送料の節約になります。
BDビーター、キーボードマレット修理中の代替品がありますのでご相談ください。
通常の使用状態での劣化以外の貸し出し中の紛失、破損については実費ご負担いただきます。